2020年12月31日木曜日

1/48 Dassault Mirage F1B (2)

大した作業はしてませんがミラージュF1の続きを。
メインパネルやサイドコンソールの表面はエッチング製となっていたのでそのまま使用しました。正直プラ製でもそれ程変わらない…と言うよりプラモールドの方がメリハリがあって良さそうな感じもしますが新しく作り替える程でも無いのでそのままに。側壁部分は先に作ってたグリペン同様バスタブ状に組んでから左右胴体で挟む感じになってたんですが先に胴体側に接着してしまいました。
ちょっと組んでみた感じパーツの合いは良く後発キットであるグリペンよりもスラスラ組める感じです。グリペンの方は何と言うかあまりやる気が感じられないキットで装備品パーツもこのミラージュF1用のランナーがそのまま入っていたりとちょっと残念な内容(それ故か飛行機キットでは大抵付いている筈の燃料タンク(グリペン用)が付属していない)。出来ればこのミラージュF1のクオリティのままグリペンを作って欲しかった所なんですけど(;^ω^)
エンジン~ノズル部分も仮組み。
出来は悪くないですがインテークから繋がるダクト部分は完全に無視されているという相変わらずのキティホーク仕様。ただミラージュはインテーク入口にコーンがあり奥はそれ程見えなさそうなので今回はそのままにする予定。
気が付けば12月31日となり今年も終わりですが振り返れば今年は完成品が無い状態でした…とは言え一応作業は進めてたので取り敢えず来年に期待といった所でしょうか。来年五月の合同作品展も再び中止の様でまたしてもフラフラしそうですが取り敢えずマイペースに行こうと思います。



2020年12月27日日曜日

1/48 Dassault Mirage F1B (1)

フューリーも作ってるんですが修正が多いのでちょっと気分転換…少し前にキティホークのミラージュF1を買ってみました。
ミラージュF1は以前キネティックも開発中という記事を読んだのでまぁ作るんならキネティックかな…と何となく思ってたんですがそれから音沙汰が無くホントに出るのかよく判らんといった所…で最近中古でキティホークのキットがかなり安く売られていたのでキネティックもしばらく出ないだろうし取り敢えず試しにと買ってみました。
初期のキティホークのキットはプロポーションが若干ぎこちない物が多い印象ですが完成写真を見る限りミラージュF1は割と良い感じに見えたので(見る人が見れば違うのかもしれませんが)作りにくくなければそんなに悪くないキットなのではと思うワケですが。
で、コクピット…というかエジェクションシートを作ってみました。
キットにはMk4とMk10二種類のシートが付属していて新旧どちらか選べるので今回はMk10を使ってみますが余った方も別キットに流用出来そうなのでコチラも大事に残しておこうと思います。クッション部分を左右パーツではさむ感じになってるんですがフチが厚いので薄く削ってから貼り合わせ。
削った分だけ隙間が出来たのでヘッドレスト部分だけプラ板で作り直しておきました。
シートベルトはエッチングが付属してたんですが細目で貧弱な感じだったので今回は使用せず自作する事に。細部は若干違いますがMk10は前に作ったAMXの座席と同じなのでコチラも参考にして製作。以前と同じくクッションのシート部分には板オモリをカットした物を接着しておきました。
最後にシートベルトなどを接着して完成。
ベルトはストレッチタイプのマスキングテープを使用して金具部分はファインモールドのメタルメッシュをカットした物を使ってみました(肩ベルト先端の方はプラペーパー)。前席ヘッドレストに付くツノ状のパーツ(?)は付属のエッチングで何故か向きが同じで片方モールドが入った方が裏側になってしまう状態だったんですが後で塗装でごまかすか…とそのまま使ってしまいました。
あと直接関係は無いんですが最近タミヤから出たピンセットはさみを買ってみました。中々使いやすく良い感じです(^ω^)





2020年12月21日月曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (11)

胴体の続きを作りました。
説明書には特に指示が無いんですが左右胴体パーツを貼り合わせる前にオモリを挿入。以前作ったF-86同様プラ板でスペースを作ってから釣り用の鉛玉を固定しておきました。後で重さが足りなくて尻もちをついたりすると興ざめなので一旦尾翼や主脚などを仮組みしてしっかり確認しておきました。
左右を接着。
胴体部分のスジ彫りは若干太目で写真と比べると違ってる部分もあるので主翼と合わせる為にも一旦埋めてから彫り直しする事にしました。先に継ぎ目などを処理した後瞬間接着剤で元のスジ彫りを埋めて整形、実機写真を見ながらパネルラインを下書き。
写真だと特に変わり映えしませんがスジ彫り&リベット打ちが完了した状態。
リベットは写真で目立つ部分だけ打っておきました。
機首部分はキットのままだと若干面長(元々フューリーは面長ではありますが)だったので鼻先にかけての部分を写真を見ながらガシガシと整形しておきました。元の状態よりカッコ良くなったとは思うんですが。
垂直尾翼は先端部分が丸っこくなっていたのでコチラも写真を見ながら整形。
ラダー上部の膨らんだ部分(?)も形が違う感じだったのでプラ板を貼って整形しておきました。







2020年10月31日土曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (10)

 仕事が忙しくなりすっかりペースが落ちてしまいましたが主翼の折り畳み部分を作ってみました。翼端との接続部分は若干の接着しろはあるもののやはりイモ付けでは心配なので金属線による接続に。ディテールを入れる前に予めL字に曲げた0.3mmの洋白線を仕込んでおきました。

その後ディテールを追加。
FJ-4は主翼を畳んだ状態の写真は結構あるんですが肝心のクローズアップ写真が無い(ネット調べ)のでかなり適当です。洋書あたりを探せばディテール写真集があるのかもしれませんがソコまでの愛情はないので朧気な写真を元に製作。
小さなロッド状のパーツは接続時に干渉するのでちょっと面倒ですが接着せずに別パーツとしておきました。
繋げてみた状態。
かなり間違ってる部分もあるとは思いますがパっと見た目の雰囲気はこんな感じではないかと…完成時にはあまりじっくり見ずにサラッと流して見て頂きたい部分ではありますが。
一応コレで主翼は大体完了です。








2020年10月11日日曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (9)

主翼の続きを作りました。
表面のパネル表現は一応スジ彫りとなっているものの写真と比べると間違っていたり画一的でフラップとの境もよく解らないって事で一旦全て埋めてしまい新たにスジ彫りを行いました。実機を見てみると表面のパネルラインが少なく若干間延びしそうだったのでココだけ普段はあまりやらないリベット打ちを敢行。表は割と真面目に(?)打ってますが裏は装備品を取り付けたりするので半分程に…資料があまり無いというのもあるんですが。
その後折り畳み部分の断面をプラ板で塞いでおきました。
予めフチを薄く削ってから0.3mmプラ板で製作。
貼り合わせ。
いつもの様に後縁のフチは薄く削っておきました。表面は800番の耐水ペーパーで研磨、境界層板は薄く削っておき若干長い感じだったので写真を見ながら少し短くしておきました。折り畳み部分のディテールと接続はまた次に。



2020年9月26日土曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (8)

脚部を塗装してみました。
現存している機体(博物館の保存機やゲートガード)を見るとホワイトで塗られてる事が多い様ですがどうも塗り直されているみたいで現役当時のカラー写真だとシルバーとなっていたのでその様に塗っておきました。あと塗装後に気付いたんですが主脚のホイールのディテールが違っている様です。まだ接着してないので何か流用出来るパーツがあれば後で交換しても良いんですが面倒だったらそのままにします(;^ω^)
その他主脚収納庫やダクト、ノズルなども塗っておきました。
脚収納庫はディテールも解らなければ色もよく解らんと言う事で同じシルバーで塗ってみました。確認出来る写真ではホワイトとなってたりするんですが恐らくコレも塗り直されてるっぽいしインテリアグリーンの可能性もありますが朧気に確認出来る写真を見るとシルバーの方が近い感じがしたので…まぁ実際どうだか判りませんが。
あと機首の機銃口は塞がっていたので穴を開け真鍮パイプを仕込んでおきました。
この機銃口、一部の機体は塞がれている(機銃を装備していない)物もある様なんですが時期にもよるみたいなので一応機銃は装備、という事にしておきました。





2020年9月13日日曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (7)

脚部を作ってみました。
修正した脚庫の角度に合わせる様脚柱を一旦カットして僅かに角度を変えて再接着。補強用の真鍮線を通す際軸がずれない様に先に根本からドリルで穴を開けてから脚柱をカットしました。
その後若干のディテールアップ…タイヤはいつも通り溝を彫って接地面を平らにしておきました。
ブレーキホースはいつもは銅線を使うんですが今回はお店で見かけたタミヤのパイピングケーブル(0.5mm)を使ってみました。普通の黒いリード線ではあるんですが銅線よりも曲げやすいので使い心地は悪くない感じ。ただ0.5mmより細い線が無いのでその辺は銅線を使う位しか無いのかも。
前脚も製作。
脚柱は一応伸びた状態で再現されているみたいですがその割にトルクリンクが縮んでいて何かちぐはぐなので一旦切り取って新しく作り直してみました。脚庫は特に資料も無いのでそのまんま、タイヤは主脚同様溝を付けておきました。




2020年9月1日火曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (6)

主翼を折り畳み部分でカットしました。
裏面には切り取り用のガイドが刻まれてるんですがアテにならないのでソチラは無視。切断ラインには細かな凸部があるので切り取りにくい部分は後で復活させる様にまっすぐ切り取ってしまいました。
その後切り取ってしまった凸部を復活。
強度確保の為ある程度大きめに切り出してからプラ板を接着。整形後フチが薄くなる様裏面から削っておきました。
で、切断面にフタをしてから上下を接着。
翼端部分は長さが足りない感じだったので一旦カットしてから1.2mmのプラ板を挟んで延長してみました。翼端灯はキットのパーツをそのまま使用。あとキットのパネルラインは実機写真と比べると微妙だったので一旦埋めながら後縁のフチが薄くシャープになる様に整形しておきました。
そしてスジ彫りとリベット打ちを行い折り畳み部分だけ先に仕上げておきました。
リベットは写真で目立つ部分だけ打っておきました。ピトー管は写真と比べると少し細身かもしれませんが適当な真鍮パイプが手元に無かったのでそのままに。先端近くにフィンの様な物が付いてるんですが今付けても取れてしまいそうなので後で付ける事にします。





2020年8月23日日曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (5)

胴体部分の脚庫を製作。
開口部は実機写真と比べると若干形が違う感じがしたので前方に1mm程広げながら形を調整、フチは裏側から薄く削っておきました。また脚庫前方のお腹の部分はキットだと丸みを帯びてるんですが実際は結構平らな様なのでプラの厚みの範囲で平らに削ってみました。脚庫は出来ればキットの物を使いたかったんですが寸法が変わった為仕方なく作り直す事に。
主翼内の脚庫を仮止めしておいてから胴体内の脚庫をプラ板で箱組み。
ディテールを追加して完成。
FJ-4はカバーを閉じた状態が多い様で内部を写した写真が見つからずディテールがさっぱり解らなかったのでキットのディテールをそのままコピーしました。
コレで一応主脚庫は完成です。

2020年8月9日日曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (4)

主翼部分を作ってみます。
一応説明書では展張状態と折り畳み状態とで選択出来る様になっていて断面部もパーツが用意されてはいるんですが主翼をカットしなければならず折り畳み時の取付方法が書いてある訳でも無いのでほとんど気持ち程度といった感じ。畳むには若干手間がかかるものの艦上機なので畳んでみたい所ではありますが取り敢えずは先に脚庫を作る事にします。
脚庫は胴体中心線に対して直角、一の字になっているんですが改めて実機写真を見るとやや斜めになってる様でこの写真の向きだと僅かにハの字となるのが正しい様です。僅かなので無視して進めるのもアリかなとも思ったんですがよく見ると脚カバーや開口部の形も微妙だなって事で折角なので修正してみます。
開口部は元の位置から少し変わるので足りなくなる部分をやや大きめに切り出してからプラ板を貼り付け写真を見ながら新しく開口部を切り出しました。一体になってる脚庫も一旦カット。
断面はプラの厚みがあるのでフチが薄く見える様に裏面から削っておきました。ソレに伴い脚庫の高さが足りなくなるのでプラ角棒を周囲に接着して高さを調整。脚庫は新しい位置に収まる様にガイドとなるプラ板を周囲に貼っておきました。
収めてみた状態…正確な角度は解りませんが大体こんな感じなんでしょうか。
修正した分だけ主脚(主輪)が外向きになってしまってるのでコレは後で修正。胴体部分の脚庫はまた次に。

1/48 North American FJ-4B Fury (3)

何やらホビーショーに続いて秋の展示会でもあるタミヤフェアも中止になってしまった様で展示会が無いんじゃ課題機もなぁ…といった感じですがソレでもお題はお題って事で気分の乗る限り(?)製作しようと思います…で、インテークダクトを作りました。
キットのパーツは内側に押し出しピン跡やキズがあって荒れていたのでキレイに整形。再現されている部分はコクピット後方までとなっていてソコで塞がっていたんですが整形時に邪魔だったので一旦開口、その後塗装しておきました。
上下を貼り合わせてから奥の続きの部分を製作。
実際覗きこまない限り見えない部分なのでキットのまま省略しても良かったんですが以前作ったハセガワのF-86はしっかり奥まで再現されていたのでそちらに倣って作ってみる事にしました。前方から覗き込んだ写真を元にこんな感じかな?といった形で木型を作りプラ板をヒートプレス。長さなどはハセガワのF-86を参考にしました。吸気部分もプラ板とジャンクパーツ(燃料タンクの先端部分を利用)で製作。
仮組みするとこんな感じに…後で付ける主脚収納庫と干渉しない様にしておきました。
具体的な形状は判らないので覗き込んで中が繋がってるのが判れば良いかなといった程度の再現…実際はもっとなだらかなんでしょうがプレスし易さを優先してます。固定はフロア後方にプラ板を貼っておきソレに接着する様にしました。
ノズルの部分も製作。
キットのままだと奥行きが短いのでプラ棒(ほとんど使わなかったので色が変色してますが)で適当に延長する事にしました。エンジン後端排気部分はよく解らなかったのでハセガワのF-86の物をそのままコピー…実際違ってるとは思いますがほぼ見えないのでコレでヨシとします。

2020年8月1日土曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (2)

コクピットを塗装しました。
FJ-4のコクピットは若干色が明るい様なのでいつものコクピットダークガルグレーにC338ライトグレーFS36495を混ぜて塗ってみました。座席は少し暗めっぽいのでコチラは普通のダークガルグレーのC317で塗装。
現役当時のコクピットを写した写真が少ないので解らない部分が多く結構適当に塗ってます。

2020年7月26日日曜日

1/48 Percival Provost T.1 (7)

主翼と水平尾翼を接着して士の字となりました。
合いが悪い為ある程度の隙間はプラ板で埋めておき後はパテを盛っては削りを繰り返して整形。翼と胴体がキレイに繋がる様にしておきました。
オイルクーラーも作っておきました。
以前切り取った部分をそのまま使用して足りない部分はプラ板を接着して整形、内部もプラ板で仕切っておきました。前面開口部のフィルターはキットのエッチングを使用。特に説明書には取付の指示が無いんですが多分ココのパーツだと思います(;^ω^)
その後接着しておきました。

2020年7月20日月曜日

1/48 North American FJ-4B Fury (1)

ホビーボスのフューリーを買いました(買ったのは結構前ですが)。
課題機用にプラウラーを作ってるんですが72一機でお茶を濁すのもどうなのかと改めて手を付けてみました。最近キティホークからもFJ-2が発売されFJ-3も予定中という事でFJ-3も良いな~と思ってたんですがまだ発売されてないし同じフューリーでもほぼ別の機体だったりするので今回はホビーボスのFJ-4に。
ホビーボスのキットは当たり外れが激しい様で個人的にAMXの経験もあって中華系メーカーの中でも特に信用出来ない印象があるんですがこのキットは当たりの部類らしくレビューなどでも特に悪口(?)などは見当たらない様です。
パーツを眺めるとつい目が行ってしまうホビーボスお得意の一発抜きの座席。最近では珍しくないのかもしれませんが何となく(;^ω^)尚ホビーボスからはFJ-4とFJ-4Bが出ていますがデカールが違うだけでパーツ構成は一緒の様です。買ったのはFJ-4なんですが改めてマーキングを色々見てみると-4Bの方が面白いかもって事で今回は-4Bとして作ってみようかなと思います。
取り敢えずコクピットを製作。
メインパネルは一応モールド仕上げとなっていますが立体感に乏しい感じなのでペダルと一緒に新しく作り直してみました。その他は大体キットのままで座席にシートベルトを追加した位ですが写真があまり見つからなかったので結構適当。以前作ったF-86同様WWⅡ時代のベルトとそれ程変わらない感じなんでしょうか。
組み込んでみた所。
元のパーツ位置だとメインパネルが引っ込み過ぎかな?と感じたので1.5~2mm程手前にしてみました。実際合ってるかどうかは判りませんが(;^ω^)