2024年11月2日土曜日

1/35 Northrop Grumman MQ-8B Fire Scout (1)

 課題機としてAH-1Wを作ってたんですが胴体を貼り合わせるまでも行かないなって事で途中からタコムのMQ-8Bに切り替えました。既に今月展示会なので果たして完成するのか分かりませんが少なくともAH-1wよりはマシな状態になると思います。
で、一気に組み立て。とは言えそれなりに時間はかかっていますがそれでもコクピットなどの内部工作が無い分早いです。手持ちのキットの中では唯一且つ初のタコムキットなんですが組んでみた感想としてはパーツ自体は良いディテールで精度も悪くないんですが説明書が分かりにくいです。通常は大まかなパーツを組んでから細かなアンテナ類を付ける流れになると思いますが一つのセクションで細かなパーツ全てを接着する感じになっていて若干混乱。説明書さえ分かり安ければかなりの良キットだと思うんですが。
ローターや武装なども作りました。
一応ローターは選択式で畳んだ状態に出来るキットなので当然ながら(?)畳んだ状態に。ハブ部分はエッチング含め細かなパーツで構成されていますが前述の通り説明書が分かりにくい事もありパーツの裏表を間違えて接着してしまいました。気付いたのが接着して数日経っていた頃だったので無理やり剥がす事も出来ず一旦ノコでカットして真鍮線で再び繋ぐ様にしてあります。この辺は説明書の図自体が違っている様な気もしますがそもそも信用する方が悪いという事かもしれません(;^ω^)






2024年10月14日月曜日

1/48 Bell AH-1W SuperCobra (4)

 コクピットの製作、として最初に座席を作ります。
キットの座席はちょっとイマイチな感じだったので新たに作り直し。特徴的なヘッドレストから背当ての部分を再現する様に木型を作りヒートプレス。ウェーブの0.8mmプラ板を使用してみました。
カット後続きの部分を製作。
キットの座席より2mm程高くしてみました。前後の座席は基本同じ様な形ですが細部に若干の違いがある様です。
最後にシートベルトを追加して完成。
いつものマスキングテープで金具などはプラペーパーなどで製作。





1/48 Bell AH-1W SuperCobra (3)

 しばらくの間色々と忙しく模型に触れない日が続いたんですがようやく落ち着いて来たので再開、という事でAH-1Wの続きを…まぁこの辺は忙しくなる前にある程度進めていた所ではあるんですが排気口付近を作りました。キット状態では中間にスリット(?)みたいな物があるんですが実際の機体を検索してみるとこのタイプはほとんど無く同じ物はトルコ陸軍の機体位しかありませんでした。ならいっそトルコ陸軍機にしようかとも思ったんですが折角キレイなデカールが付いてるので今回は修正してマーキングもキットの物とします。
ほとんどの機体は滑らかに整形されているので一旦キットの段差がある所は切り取ってプラ板やプラ棒を接着。排気口出口に向かってハの字型になっていくちょっと複雑な曲線なのである程度削れる様に厚手のプラ板、プラ棒を使用しました。
整形後。
尚この辺りの寸法は実機と比べると少し長く見えます。キットのエンジンカバーのパネルライン位置が前後に若干短い事も関係している様ですが今回レジンパーツを使う関係上ココの寸法は変更出来ないので後端を元キットの寸法よりも1mm程短くしてみました。排気口自体は1mm程出る様にしたので全長は大体元のままとしてごまかしています。




2024年6月30日日曜日

1/48 Bell AH-1W SuperCobra (2)

 ブラックドッグのパーツはエンジン部分だけでなく機首両側のハッチもセットされているのでこの部分を製作。キットではこの辺りの膨らみ部分は別パーツになっているので先にパネルラインに沿ってカットしてみました。
胴体の方も干渉する部分をカット。
下面側がほとんど無くなるのに加え元々のプラが柔らかい為ふにゃふにゃでイマイチ幅が決まらないのでコクピットフロアを一緒に挟んで幅を決める事に。フロアは位置決めガイドが片側しか無く水平方向が決めづらいので両側で支える様にプラ板でガイドを追加しておきました。パイロット席後ろの隔壁パーツは高さが足りず胴体との間に結構な隙間があるので新しくプラ板で作り直しておきました。
収めてみた状態。
レジンパーツは奥行きもありモールドも良しの素晴らしい物ですが同時にどうやって型から抜いたの?という疑問が(実際奥に千切れたシリコンが挟まっていた)。塗装も奥まで塗るのは難しくココは影になる部分=見えない部分と割り切って塗るしかないかもしれません。




2024年5月28日火曜日

1/48 Bell AH-1W SuperCobra (1)

 積んであったレベルのAH-1Wをちょっと作ってみます。
11月の展示会でのお題がヘリという事でそういえばこんなのも持っていたっけ、と引っ張り出してみました。
レベル製品にありがちですが中身はイタレリ製。付属デカールはキレイな物でマーキングは箱絵の物の他にグレー系、サンド系の三種類となっておりイタレリ製よりもマーキングの選択肢が多い感じでしょうか。更に今回はブラックドッグ製のエンジンパーツもあるのでコレも使用してみます。コチラは以前エラく安かったんで試しに買った物で特に作り込んでやろうと計画していた訳では無いので今思えば買わんでも良かったかなという所ですが折角あるので使ってみます。
胴体はモナカ分割ですが更に上下で分割されているので先に接着。
精度はイマイチで隙間も出来るので裏面に0.5mmプラ板で補強を入れておきました。表側の隙間部分はヒートペンを使い埋めておきました。
表側のパネルラインは凸表現なので実機写真を見ながらスジ彫り&リベット打ちを行いました。付属説明書の塗装図も結構正確な様なのでこちらも参考に。主に継ぎ目付近を除いた側面部分を彫り終えましたがココが一番面積が大きいので全体の7~8割位は彫り終えた感じでしょうか。





2024年5月4日土曜日

1/48 Gloster Meteor FR.9 (11)

 デカール貼り後適当にコーションデータ類を描き込んでからフラットクリアーを吹きました。
デカールは流用なので使える部分を切り回して貼っていますが間隔や位置を揃えたりするのが結構面倒。コーションデータも全部書くのは大変なので目立つ部分だけにしてあります。故に下面はほとんど書いていません(;^ω^)
で、最終組み立てに。
一応先に借り組みをしていたんですが改めて組むとあんまり良くも無いので調整しながら接着。特に機首は擦り合わせもしていたんですが内部機材がまだ少し干渉していたみたいで完全にピッタリとはいきませんでした。まぁ何とか収まったんで良かったんですが。
そして完成。
元々ミーティアが作りたかった訳では無くデカール無しでエラく安かったんで何となく買っちゃったキットではあるんですが改めて見ると中々カッコイイです。一応展示会前に余裕の完成となりました(*´ω`*)




1/48 Gloster Meteor FR.9 (10)

ラウンデルなどマーキング類を塗装しました。
更にウォークラインなどを塗装。
今回コードレターは流用デカールを切り貼りして再現出来るんですが尾翼と前脚扉に書かれた“W”はサイズ的に流用出来る物が無かったのでココだけは塗装で再現しています。
マスキングを取ってからスミ入れを行いました。
何となくブルー系にしようかなって事でフィールドブルーを使ってみました。



 

2024年4月25日木曜日

1/48 Gloster Meteor FR.9 (9)

 マーキング類の下地として白を吹きました。
最初基本塗装後に塗ろうか迷ったんですが実際どっちでも大して変わらなそうなので一応基本通り薄い色から…と先に塗っていく事に。ラウンデル等の大きさは以前ホビーショーのフリマでミーティアF.8用のデカールを安く買ったのでそれらを参考にしました。
下面色のブルーを塗装。
前にスピットファイアでも塗ったPRUブルーなんですが相変わらずMrカラーに無いので混色で対応。前はミディアムブルー+ブルーグレーだったんですが今回は自衛隊の洋上迷彩色のシャロウオーシャンブルー+ブルーグレーにしてみました。
上面色を吹きました。
説明書の塗装例にあるWX978号機なんですが実機写真が見つからなかったので結構適当に塗っています。ミディアムシーグレーとマットスレートグレーという塗装指示となっていてマット~の方がMr.カラーに無い為近似色としてRLM02グレーを使用しました。迷彩色の境はきっちり塗り分けてあるのかもしれませんが好みで僅かにボカしてみようと練り消しゴムをマスキングに使用。結構マスキングが面倒になってしまうので主翼/尾翼上面、ナセル、胴体と三段階に分けて塗っていきました。




2024年4月14日日曜日

1/48 Gloster Meteor FR.9 (8)

 胴体と主翼、尾翼を接着して士の字となりました。
組み方にもよると思いますが主翼と胴体フィレット部分は結構隙間が出来るので適当な厚みのプラ板を挟んで調整しました。
キャノピー部分も接着。
胴体とウインドシールドも若干隙間が出来る感じだったのでこちらもプラ板を挟んで調整しています。
マスキング後内部色を塗装。
ミーティアのキャノピーはちょっと変わっている様で前縁部分のフレームが無くそのままアクリルガラスとなっている(?)みたいな感じだったのでその様に塗り分けておきました。
そして全体にサーフェイサーを吹いておきました。






1/48 Percival Provost T.1 (12)

 キャノピーを接着、整形しました。
元々合いは良くないんですが更に角度を調整した事もあって結構パテのお世話に。透明部分を再び磨き直してからキャノピー上部の小さなインテークとワイパー根本の膨らみを追加しておきました。
マスキング後内部色を塗装。
その後全体にサーフェイサーを吹いておきました。





2024年3月24日日曜日

1/48 Gloster Meteor FR.9 (7)

 キャノピー周りを製作。
気分の問題もありますがミーティアが止まっていたのはココが原因で丁度正面のガラス部分にクラックを見つけた為。最初は表面上のキズかなと思い裏表両面から軽く磨いてみた所取れる気配が無くコレはダメなやつだという事でしまいこんでました。元々デカール無しの安い中古キットなので見なかった事にして進めようかとも思ったんですがやはり飛行機の顔というべき部分(?)なので修正する事に。
運よくと言うべきか分かりませんが割れているのが正面の平らな部分だけなのでココだけカットして0.5mmの透明プラ板で置き換えてみる事にしました。一旦くり抜いた後ほぼ同寸ではめ込まないとなので中々精度が要求されますが何とかうまく出来ました。マスキングテープを貼ってるのは裏表の判別用。
接着後ガンサイトなど廻りの部分も含め塗装しておきました。
実機を見ると防弾ガラスなのか分かりませんが若干青みがかってる感じに見えたので軽く色を付けてみました。




1/48 Percival Provost T.1 (11)

ミーティアと同じくこちらも完成が近そうだという事でプロヴォストも進めてみました。途中になっていた主脚を製作…一応根本部分の前照灯はクリアパーツで再現されておりトルクリンクは切り取ってエッチングに交換も可能という内容。
ですがエッチングは厚みが無く迫力不足なのでプラ板で新しく作り直し。タイヤは実機でも小さく見えるんですがキットのタイヤは整形すると更に小さくなってしまうのでヒートペンでプラを盛って若干大きくしています。その後Pカッターで溝を追加。銅線でブレーキホースも加えました。
前照灯は若干大きめではあるものの内部を作り込む程の余裕は無さそうだったのでアクリル角棒から削り出してみました。ライト部分は先に内部を塗装して接着、整形していますが塗装のついでにタイヤ廻りも先に塗っておきました。
一応タイヤは差し込んであるだけですが脚柱は接着しておきました。












2024年3月15日金曜日

1/48 Gloster Meteor FR.9 (6)

 エンジンを製作。
基本的なパーツはしっかり再現されているので写真を見ながら細かな部分を追加、後で配線を這わせる為それぞれの位置でドリルで開口しておきました。
塗装。
色は説明書の指示もありますがエアフィックスは基本ハンブロールの色番号しか書かれてなくイマイチイメージが沸かないので実物のエンジン写真を参考にしました。
組み立て後銅線で配線を追加、塗装しました。
組み込んでみました。
これで主翼の工作は大体終了です。







1/48 Gloster Meteor FR.9 (5)

 もう三月半ばとなりホビーショーに持って行く分を考えないと、という事で完成が近そうなミーティアの続きを進めます。
取り敢えず脚と機首部分廻りを塗装しました。タイヤにはそれぞれカバーが付いており左右分割で挟む様になっているので一旦塗装してから接着、継ぎ目を消してから再塗装しました。機首部分は左右のカメラ窓のみアクリル板に交換してみました。
機首は先に接着したい所なんですが脚カバーを含めた内部パーツを組んでからでないと接着出来ないので塗装後に付けようと思います。機首と胴体の合いは悪くはないものの大して良くも無い微妙な感じなので先にある程度擦り合わせをしておきました。尚脚カバーはそのままだと機首パーツと干渉するのでカバーを薄く削りつつ干渉する収納庫開口部を前方にやや大きく切り取っておきました。
主翼/尾翼も進めておきました。
翼端灯はモールド仕上げだったので切り取って色付きのクリアランナーに交換、エルロンも接着しておきました。あとエンジンの開口部分には周囲にカバーの受け部分を追加。細切りした0.25mmのプラ板を接着後ドリルでカバー固定用のビス打ち穴を開口、再びシルバーで再塗装しておきました。尾翼はそのままですが一部にプラの湯周り不足があったのでプラ板で修正しています。



2024年2月29日木曜日

1/48 川崎 OH-6D (1)

 十一月の展示会での課題機テーマがヘリとなりました。
ヘリと言えば作りかけも含め色々あるんだけど…と思いながらOH-6が目に入ったので引っ張り出してみました。少し前にパッケージ替えで発売されたハセガワの“ウィンターカモフラージュ”のキットでキット自体はかなり昔からある物ですが陸自仕様は人気があるのか割と今でもデカールを変えて頻繁に再販されている印象があります。個人的に普通の陸自迷彩だと若干地味かなという事で少し変化のある冬季迷彩を選んでみました。
パーツ構成は3つの通常ランナー+クリアランナー+レジンパーツといった内容。
ただ3つ通常ランナーの内1つはパイロットフィギュアしか使わないランナーもあるのでパイロットを乗せなければ実質2つとなりかなりシンプルな内容ではあります。アップデートした機体を再現出来る様にレジンパーツも付属していますがコチラも機体によっては使わないパーツが多かったりも。
キット状態では右舷後席ドアのみ開けられる様になってますが今回は全て開けてみる事にしました。模型的に面白いのもありますが後でゴミやホコリが侵入した時に容易に取り出せる為(どちらかと言うとコチラの理由の方が大きいかもしれませんが)。取り敢えずドアパーツを新造する為胴体パーツに合わせて木型を作りプラ板をヒートプレス、プレスしたプラ板を胴体パーツに重ねて窓ガラス部分を写し取り開口しました。ドアを開ける関係上多少のカーブの違いは許容出来るので木型は割と適当に作ってます。
その後それぞれのアウトラインなどをカット、窓ガラスパーツを接着しておきました。