2013年11月25日月曜日

1/48 SIAI-Marchetti SM.1019 (3)

胴体を貼り合わせた状態です。
上の構造材は強度を確保する為に0.7mm角の真鍮角棒を使用、V字型の補強材も0.5mmの真鍮線を使いました。適当に配線類を追加して前席の肩ベルトを繋げてから機内色で塗装。
エンジンは隔壁に固定した後銅線を使って配線類を追加しています。実物のエンジンは支持架によって固定されてますが模型だと支持架だけでは強度が無いので見えない部分に真鍮線で補強して支持架はエバーグリーンのプラ棒で製作しています。一応0.5mmを使用してますがエバーグリーンのプラ棒は実寸0.6mm位(何でだろ?)だったのでもう少し細くても良かったかなと思ったり。
尾翼のリブモールドは伸ばしランナーを使って再現してますがそのまま接着して行くと幅を揃えるのが大変そうなので予め1.5mmの等間隔でスジボリしてから溝にはめ込む様にして接着しました。おかげで作業自体はスムーズでストレスなく出来たので良かったかな。同系色のランナーを使うと太さが揃ってるか解らないので敢えて違う色のランナーを使用してます。
キットの主翼はフラップが固定されてますがダウン状態にする為にフラップ部分をカット、上下面共にヒケが多いのでペーパー掛けした後パネルラインを掘り直してます。前席の天窓も面積が変わってるのでMDのプラケースを加工してはめ込んでいます。

2013年11月17日日曜日

1/48 SIAI-Marchetti SM.1019 (2)

コクピットの塗装が終わった状態です。
窓は面積が変わった部分もあるのですべて新しく作った物をはめ込んでます。普段はCDのケースを使う事が多いんですが今回は今では無くなりつつあるMDのケースを使ってみました。厚みが0.8~0.9mm位だったので市販されてるプラ板には無いサイズかな。接着して両面を磨きこんだ後マスキングしてから塗装してます。後席後ろの床面にはカメラ窓が有るっぽいんですがこの部分の写真が見当たらなかったので特に何もしてません(^_^;)一緒に写ってる尾輪は元のパーツのままだと弱いので0.5mmの真鍮線が軸になる様に製作。重なってる板バネの一部にしてごまかしてます。座席は右側から乗り降りする為か右の角が取られているので若干非対称ですね。
シートベルトはO-1から特に変わってないみたいなので米軍機用の物を参考にしてマスキングテープとプラペーパーから製作しました。金具は全部作ると面倒なので見える部分だけに。前席の肩ベルトは上部構造材からワイヤーっぽい物で固定されてるので後で繋げる様にしてます。窓付近には無線用のマイクみたいなのもあったのでソレも再現してみました。
消火器が良いアクセントになったけど実機の物は底が丸いタイプだったみたい(^_^;)

2013年11月11日月曜日

1/48 SIAI-Marchetti SM.1019 (1)

1/48のセスナO-1/L-19のキットを改造してイタリア陸軍が使用していたSM.1019を製作…と言っても実はコレを書いてる時点で既に完成してたりするんですが経過写真を撮ってたので少しづつまとめてみたいと思います。
ベースにしたのは昔ハセガワから販売されてた陸上自衛隊仕様のキットですがパーツ自体はModel USAという海外メーカーの物です。バリやヒケが多めで合いも良くないけどエンジンが再現されてたりベトナム戦争中のFAC仕様の為かM16ライフルが付いてたりちょっとオッと思わせる感じのキットかも。
本来そのまま陸自仕様で仕上げるつもりだったんですが何となく各国のカラーリングを検索してたらSM.1019と言う機体を見つけて面白そうなので作ってみる事に。

SM.1019はそれまで使用されてたO-1をターボプロップ化した機体で80機程が生産されたみたいです。ベースとなったO-1との主な外見上の変更点は
①エンジン換装に伴い機首が少し伸びてプロペラも2枚から3枚に
②キャノピーの枠が減り前席天窓、後席側面窓の面積がやや増大
③尾翼の形状が直線的に
などの様です。一応コレを踏まえてパーツを製作。
コクピット内部はフロアも含めてほとんどスクラッチしました。機首部分は適当な所でカットしてから木型を作りプラ板をヒートプレス。ついでにエンジンも作ってます。
尾翼はタミヤの1.5mmプラ板から製作。元の尾翼と結構印象が違いますね。
キャノピーも木型を作りヒートプレスしてますが今回初めて透明プラ板を使ってみました。エンビ板と違って縮みやすいのでコツがいるけど取り敢えず上手く出来たので一安心。

2013年11月6日水曜日

1/72 Lockheed P-3C Orion "RNoAF"

ハセガワのP-3Cを作ってみました。
元々持ってたキットは海上自衛隊仕様だったんですが若干見飽きてるのであんまり完成品を見た事が無いノルウェー空軍機にしてみました。

基本的な工作はパネルラインを掘りなおした位ですが細かなアンテナ類やチャフフレアディスペンサー等RNoAF仕様に変更しています。ノルウェー空軍の機体はそれぞれ名前が付けられていて塗装や仕様に微妙な違いがある様ですが今回は#3299"ULABRAND"にしてみました。
別売りデカールが無いので(あったら作ってないかもしれませんが)ナンバーと機体名のみ自作デカール、国籍マークや尾翼の棒人間(?)等は塗装です。細かなコーションデータ類は元キットの海自用の物を使ってるので文字の色が黒なんですが本当は白が正解(;^ω^)