2025年10月15日水曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (8)

 主翼フラップ部分を製作。
今回キットと一緒にレジン製のフラップパーツも頂いたのでダウン状態として製作します。ただ結構柔らかめのレジンでかなり反りがあり一応茹でてみたもののまた反ってしまう可能性もあるので悩んだ挙句パーツは参考資料として自作してみる事に。当初はヒンジ部分だけカットして流用しようかと思ったんですが説明書にはノコで切込みを入れていくという中々精度が要求される作業となっており全て自作しても大して変わらないって事でスクラッチとします。
上記の様にノコで切込みを入れていく作業の他にもっと精度の良い方法は無いかなという事で細切りした0.5mmプラ板を長短交互に接着した物で作ってみる事に。手間的には結構面倒ではありますが切込みを入れていくよりは精度が良いと思うんですが。
主翼ヒンジ部分を切り取り自作したヒンジパーツを接着。
0.5mmプラ板なので0.5mmピッチとなっていて1/48だと若干オーバースケールではありますが流石にこれより細かいとやる気が起きないのでコレでヨシとします。






2025年9月17日水曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (7)

 今年は色々と忙しくサッパリ模型が進みませんが若干ピークは越えた感じなので再びファントムの続きを作ります…と言ってもこの辺は5~6月位に進めていた部分ではあるんですが。インテークドアに続いて下面のディテールを加えていきます。下面にはカタパルトフックが再現されていますが実機写真と比べると若干形状が違う感じがするので一応修正。

一旦モールドを埋めてしまい改めて開口、新しくプラ板で作り直しておきました。
その後主翼パネルラインのスジ彫りを行いました。
主翼上面もスジ彫りを行いました。
中央の膨らみ部分はキットのままだと出っ張り過ぎな感じなので削り取ってプラ板で作り直し。その他補強板などもプラペーパーで追加してみました。今回翼を畳みたいなぁと思っていた所同じクラブのKさんからタミヤファントムの余剰パーツを頂けたので翼端はタミヤの物を流用する予定です。なので取り敢えずキットの翼端は何もせずそのままに。
尾翼もスジ彫りを済ませました。
コチラはキットのままだとスジ彫りが曲がっていたりする部分もあるので一旦埋めてから彫り直し&リベット打ちを行いました。






2025年5月16日金曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (6)

 下面の補助インテークドアというのを作ります。
1/48のファントムはココが開いた状態で再現されている事が多くハセガワのキットもその様になっていますが中がカラなのでちょっと物足りない感じ。
なので内部を作る様に一体成形されている扉を一旦切り離しました。
そのまま扉だけ個別にカットすると後々スジ彫りなど面倒なので他メーカーのキットを参考に左右一体でカット。なるべく寸法が変わらない様にエッチングソーを使って切り離しフチは薄く加工しておきました。
胴体内部はプラ板、プラ棒、ジャンクパーツなどでそれらしく作ってみました。
実機写真を見ても隙間から撮った物ばかりでよく解らないので別売りレジンパーツでも参考に、と思ったんですがコチラもメーカー/スケール違いでディテールが違っていたりとよく解らず結局適当に製作。
かなりアッサリ目でイイカゲンなディテールですが扉を付けると見える範囲は限られるのでこの辺でヨシとします。





2025年5月6日火曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (5)

 色々と忙しい事に加え地味で時間のかかる作業が続いたので久しぶりの更新ですが胴体のスジ彫りを行いました。元々凹ではあるんですが違っている部分もある為部分的に埋めてから彫り直し。少し前にタミヤのF-4B/J用の別売りコーションデータデカールを買ってみたんですが1/48の原寸図が付いておりコレがかなり参考になりました。その他ライト類も色付きのクリアランナーに置き換えておきました。
そしてインテーク内部を塗装。
普段はサーフェイサーを吹いてから塗装するんですがダクト内部は塗りにくく元々白く成形もされているので軽く磨いてからそのまま白を吹き付けました。
接着後整形。
アンテナフェアリングと機首レドームも接着しました。
下面はダクト収納の為に大部分をカットしてしまったので再びプラ板で補強しておきました。





2025年1月21日火曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (4)

 インテーク部分を作ります。
古いキットにはありがちですがハセガワのキットも内部のダクトが再現されておらず塞がれています。普段なら適当に自作するというパターンが多いんですが今回はカッティングエッジのシームレスインテークを頂いたのでこちらを使用します。尚セットの中にはベーンのパーツも入っていますがこれは元のハセガワのパーツを複製した物らしくディテール的に違いは無いので加工・接着のし易い元のプラパーツを使おうと思います。取り敢えず付属の説明書に沿って胴体に組み込む部分をカット。
インテークもハセガワのパーツを元に原型が作られていると思いますがレジン特有の歪みのせいか寸法に誤差があり特に左右の開口部分の大きさが違います。一旦茹でているんですが元の寸法に戻る感じでもなかったので柔らかくなった時点で指で曲げて無理やり補正。またエンジン先端パーツ(ファン)に合わせるとインテークパーツが胴体にフィットしないので中央でカットして幅を詰めてみました。ファンの部分とダクトはピッタリ合わないのでリューターでダクト内部を削ってしっかりハマる様にしておきました。
組み込んでみた状態。
大体こんな感じでしょうか。
インテーク内部にはピトー管が付いてるみたいなのでプラ板とプラ棒で再現しておきました。





2025年1月3日金曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (3)

 コクピットを収めます…が問題が発生。
コクピットの寸法がキットと合わせると全長が3~4mm程短い様です。最初は組み方を間違えたかな?とも思ったんですがそもそもフロアが一発抜きなので寸法が変わる筈も無くやっぱり寸法が違うとの結論に。3~4mmというと結構な誤差ですが無理やり収めるしかなさそうです。
幅は良いので前後をどの位置にするかですが後ろより前に合わせた方が違和感が無さそうなので前合わせに。ただ後ろが間延びし過ぎてもなぁと思い妥協案として1mm程後退させてみる事にしました。後でカタカタしない様にプラ板で固定用のガイドを作っておきました。
固定した状態。
後席後方は長さが足りないのでちょっと勿体ないですがモールドを削り取って延長してから再びモールドを追加。まぁこの辺はほとんど目立たない所だと思いますが。
キャノピーを置いた状態でもそれ程違和感は無さそうです。
取り敢えずコレで胴体左右が接着出来ました。





2024年12月15日日曜日

1/48 McDonnell Douglas F-4J Phantom II (2)

 コクピットを製作。
今回はキットと一緒に頂いたアイリスのコクピットセットを作ります。シートベルトや計器盤などはエッチング製となっていますが計器盤はメーター類を印刷したフィルムを裏に挟む仕様なので塗装後に接着します。レーダースコープやガンサイト部分はモールド仕上げですがガンサイトだけでも透明化しようかなという事でピンバイスで穴を開けておきました。後でウェーブのHアイズをはめる予定。
塗装しました。
細かな部分は具体的にどんな色かよく判らなかったので結構適当に塗っています。メーターのフィルムは黒で印刷されているだけなので裏面を白く塗っておきました。
組み立て。
これまでフルのコクピットセットを使った事はほとんど無いんですが流石に良いモールドです。後は胴体に上手くフィットしてくれれば良いのですが。